2009年3月2日月曜日

一週間程、更新が空いた。

俺は普通の人に比べて記憶力が悪いらしい。色々と考えた結果そう思った。一歩間違えれば若年生健忘症ではないかと思うぐらいである。なにせ高校一年の時に自分が何をしていたのか全く記憶がないのだ。高校二年は怪しいが少し残っている。しかしそれ以前になると残っている資料を見ないと何も思い出せない。そして更に驚くべきことは、その事実に気がついた時に俺は異常な恐怖で汗が止まらなくなったと言う事だ。まるで気付いては行けない事に気付いてしまったと言わんばかりに、体は不安を訴えている。これは紛れも無く恐怖である。いまでも自分が消えてしまいそうな恐怖に怯えてキーを叩いている。もしかして俺は物凄く鈍感だったのかもしれない。なぜいままでこんな恐怖に気付かずに生きて来たのだろうか。まるで自分が存在しなかったかのように、何も残らないような人生を俺は生きているのだ。それともこれは気付いてはいけなかったのだろうか。気付かない事で自我を保てるということなのだろうか。強烈な不安感から体中がおかしくなっている様な気さえする。時折、頭痛が襲って来る。いったいどうしたというのだろう。情緒不安定だ。一週間程、あまり家からでないで考え事をしていたからかもしれない。外に出て体を動かす事だ。そうするべきだ。もしこの日記を読んだ人で、俺に記憶が無いのが一般的かどうか答えられる人が居たら連絡して来て欲しい。俺はどうすれば良いのか解らず莫大な空白の時間の前で立ち往生している。迷子と同じ気分だ。いますぐにでも涙が出そうだ。いったいどうしたというのだろう。まるで解けるかの様に自分が消えてしまいそうな気さえする。俺には強烈な記憶が何一つ無い。俺は刺激的な人生を送ろうと果敢に挑戦して来たつもりだった。しかし俺には強烈に残っている記憶は何一つ無い。だから全てが断片にしか思えないのだ。次から次へ断片だけが量産されて行く。核となる部分が一つもない。唯一覚えているのは飼っていたハムスターと小鳥が死んだときのことだ。でもそれすら具体的な年度がわからない。その程度か、俺の人生は。いったいどうなってるんだ。このまま消えた方がいっそ幸せに思えて来る。明日から何かを探す気になれない。探したのではなかったのか。ここ十年間。探し続けた筈だった。しかし断片以外何も残っていない。あれはいつのことだったのだろう。何も覚えていない。確かな事なんて何も無かったのではないか。もしかして全て夢だったのではないのか。だれか永劫続くこの世界から俺を救い出してくれ。いつまででもこうして書いていられそうだ。それなのに書いた先からすべてが消えていってしまいそうだ。とにかく誰か連絡をくれ。俺をこの退屈な日常から救い出す連絡をくれ。退屈な日常は忘れられて遂には何も残らない。そんな世界に生まれたのだとしたらあとは絶望しか残っていない。いい加減に待ちくたびれた。誰か連絡を。

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