2009年1月3日土曜日

一人遊び。

目が覚めて何もせず、布団の中でインターネット。ひたすら、映画とか一般システム理論とか調べる。真理を見つけたいと思った時、どうやら世界の外を探すのではなく、世界全体に目を向けなければならないと、二十世紀の初頭に人類は気付いた。同じころ、映像が発明され、総合芸術としての映画が世界全体を映し始めた。今ではセックスもバイオレンスもナンセンスも、あるいは移り変わる日常、アブストラクトな現実も、何もかもが映されている。インターネットの一部では風景のライブカメラを見ることで時間を消費する人たちが居る。延々と続くデータのインプットとアウトプット、反復される細分と統合、それをする作業機械のように俺たちは生きていくのか。もはや俺はそれで良いとも思う。何かを生み出すことだけが人間的要素だとしても、動物でいいではないか。人類がたどり着いた果てがここなのだ。これが真理だったのだ。それでいいではないか。最後は動物にかえるのだ。

そう思って時計を見たら昼だった。
午後から出かけようと思った。

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