2009年1月3日土曜日

猫とミカンと掘りごたつ。

父の実家には掘りごたつがある。そして今日は従姉妹一家が飼っている猫を連れてきた。それをみてミカンを持ってくる祖母。こうして暖かく家庭的に過ごすのは、昔から好きだった。今でもとても気楽な気持ちになる。でも最近、こういう平和な日常ではない場所を求める気持ちが、どんどん強くなっている。猫と戯れ、ミカンを剥いて、掘りごたつで温まる時間よりも、人と口論し、ブログを投稿して、何か作品に没頭している時間のほうが、楽しいのだ。それをしていない時間にどんどん不満が溜まっていくのだ。気付かぬうちに周囲の風景は殺伐とした荒野になったけれど、そのほうが夢のように時間が過ぎていくのだ。最近、突風のように時間が流れ、その瞬間瞬間に速さと密度を感じる。たぶんその感覚はどんどん強くなっていくだろう。願わくば更なる速さと密度を求め続ける強靭な肉体と精神でありますように。

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