2009年1月16日金曜日

日和かな。

文章を書くというのは日によってまちまちな行為である。ものすごく進むときもあるし、今日はもうだめだという日もある。もちろんモチベーションを無視して無理やりひねり出すこともできるが、そういう文章は後日読んでみるとやっぱりうまくいっていない。逆にモチベーションが高くてノッている日の文章はまるで自分が書いたとは思えないほどうまくいっていたりする。夏目漱石は「坊ちゃん」を書いたとき、あれだけの長さがありながら、たった十日で書き上げて、しかも書き損じが一枚もなかったというが、思うに、それだけのモチベーションを叩き込めて、すらすら書きあがってしまったのだと思う。俺はそういう小説がひとつでも書けたらもう死んでもいいと思うが、それはまだまだ先のことだろう。いまはまだ色々なものが足りないのだろうと思う。それらを拾い集める作業をまだまだ続けなければならないのだ。今日はモチベーションが高かったので文章鍛錬として書きものをしてみようと思う。小説も、詩も、ブログも、書くべき場所はいくらでもあるのだ。

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